以前は電力会社の営業事務をしていました。そこでお客様と接する楽しさや任された仕事をこなすやりがいは感じてはいたものの、もっとお客様も私も、幸せやワクワクを感じられる仕事をしたい!と思った時に一番に思い浮かんだのがブライダル業界でした。
「ウェディングプランナー」の求人が多い中で「ペーパープランナー」が目に留まったんです。
もともと、グリーティングカードを集めてます!とか、紙が好き!では全くなかったのですが、ウェディング業界の中でも、何かに特化して極められることに魅力を感じました。
お打ち合わせや、文字のチェック、印刷会社さんとのやりとり等、今までの事務経験を活かせる場面が多く感じられたのも、きっかけの一つです。
結婚式は一つとして同じものがありません。
今目の前にいらっしゃる新郎新婦様にとって、一番ぴったりなペーパーアイテムは?このゲストの一番良いお席や肩書きは?
上座順や肩書き等、記載内容に決まり事の多いペーパーアイテムですが、決まり事に当てはめるだけのご案内ではだめなんです。
おふたりのお気持ちをしっかり聴いて、ベストなご提案をする。ペーパープランナーの知識とご提案力の追求に終わりはないと思っています。
経験を積めば積むほど、新郎新婦様とお話できる引き出しは増えていきます。
初めてお会いした新郎新婦様が、お打ち合わせの中で、信頼して心を開いてくださったのを感じる瞬間が、一番幸せです。
担当した新郎新婦様が、ご披露宴中にゲストの皆様の前で私にお手紙を読んでくださいました。
お打ち合わせの時から、私のことを「るみちゃん」と呼んでくださっていた新婦様。
結婚式のご準備の期間も、新郎新婦様にとってかけがえのない想い出です。その一瞬一瞬を共にさせていただけるペーパープランナーってなんて素敵なお仕事だろうと心から思いました。
いただいたお手紙は、私の大切な宝物です。
これからも、出逢う新郎新婦様との素敵なご縁を大切に、あたたかいペーパープランナーで在り続けます。